林さんの作品に わたしはいつも心がときめく
それは 焼物 という私たちが思い描く世界からは想像することのできない
絵画のような作品
自由で伸びやかで キラキラとした好奇心に溢れ
エレガントとはこんな大人の好奇心が生む 美しい仕業のことを言うのではないかと思う
銀彩の作品は 林さんが想う表情になるまで焼成を繰り返すことで生まれる
家型の小箱は 蓋 蓋裏 高台 隅々に林さんの茶目っ気が宿る
置物として 小物入れとして ポプリの容器や香合として
様々な国へと旅し 見聞きされてきた 愉しくユニークな経験より生まれる手箱は
オルゴールのように旅の断片が溢れてくるようだ
material|ceramic
size|w12 d9 h3.5㎝